一口に頭痛といっても痛みの強さ、痛くなる場所、痛みが続く時間などは、人によって異なります。ここにいくつかの頭痛の起こり方の違いをあげてみました。
頭痛の起こり方の違い
片頭痛日に1回から数回と毎日ではないものの時々起こり、その痛みが1日中つづくような頭痛。心臓が脈打つようなかなりひどい痛み。吐き気を伴うこともある。

群発頭痛1〜2ヶ月の間ほとんど毎日続き、10〜15分の間にどんどんひどくなる。目の充血、涙、鼻閉、これらは頭痛が起こった側の多く現れる。飲酒が引き金になることも。

緊張型頭痛一般的な頭痛、数日にわたり頭がギューッと締め付けられるような痛み。しかしそれほどひどい痛みではない。

混合型頭痛片頭痛と緊張型頭痛の両方の症状を持つ頭痛です。

あなたの周囲で頭痛で悩んでみえる方はありませんか。もしくはあなた自身は大丈夫でしょうか。ここで少しくわしく片頭痛についてとりあげたいと思います。

片頭痛の特徴
  • 時々強い頭痛に悩まされる(月に1〜2回 多いと週に1〜2回)
  • 20人中1〜2人が悩む。女性に多い
  • 数時間から3日間ほど続く痛み。激しい痛み。
  • 頭の片側(時に両側)がズキンズキンと脈打つ痛み。
  • 吐き気や実際に吐くことも
  • 体を動かしたり、音や光で痛みがひどくなる。
  • 前兆としてギザギザの光が拡がるのが見えることもある。

片頭痛の疫学―年齢・性別有病率
日常生活に及ぼす影響 片頭痛が起こる回数を減らすため
・規則正しい食事
・グルタミン酸の入った料理を避ける
・アルコールの摂取を避ける
・コーヒーを飲み過ぎない
・ストレスをため過ぎない

見ていただいてもわかるように子育て真っ最中の女性の方に多くみられます。中には日常生活に支障を及ぼすことも多々あるようです。いつもの頭痛とあきらめないで当院へ相談してみませんか。頭痛の良い治療があります。