スキンケア化粧品の使用方法と使用量
正しいスキンケアで、天使のお肌をめざしましょ!
女性にとって、毎日お化粧は毎日の生活の一部。正しいクレンジングをしないと、お肌のトラブルが続出します。正しいスキンケアの知識を身につけ、「お肌トラブル」を防止・解消しましょう。
●メイク落とし
メーキャップ(ファンデーション)などを落とします。
しっかりとメーキャップした場合には、クリーム、ジェル、オイルなどのタイプを使用し、軽くメーキャップをした場合には、ローション、乳液などのタイプのメーク落しが適しています。
この他にはポイントメーク(アイシャドウ・口紅)用のメーク落しがあります。
タイプ クリーム状 ジェル状
使用量の目安 2.5g 1.5g
目安表示 サクランボ1個分
(直径約2cm)
10円硬貨大
(直径約2.2cm)
使用法 *2WAYタイプの場合
指先に取り、らせんを描きながら皮膚にのばし、ファンデーションや汚れとよくなじませます。
その後、ティッシュペーパーでクリームをふきとるか、水またはぬるま湯で十分に洗い流します。
*ふきとる場合
指先に取り、らせんを描きながら皮膚にのばし、ファンデーションや汚れとよくなじませます。
その後、ティッシュペーパーで皮膚をいたわりながら(ゴシゴシこすらない)クリームをふきとります。
*2WAYタイプの場合
指先に取り、らせんを描きながら皮膚にのばし、ファンデーションや汚れとよくなじませます。
その後、ティッシュペーパーでジェルをふきとるか、水またはぬるま湯で十分に洗い流します。
*ふきとる場合
指先に取り、らせんを描きながら皮膚にのばし、ファンデーションや汚れとよくなじませます。
その後、水またはぬるま湯で十分に洗い流します。
なぜサクランボ1個分?
クリーム量が少ないと、クリームと汚れが十分に混じらないので、汚れが皮膚に残ってしまうだけでなく、のばすときに力が入り、皮膚への刺激になりやすいからです。また、皮膚の弱い方には、洗い流しタイプをオススメします。

●洗顔料
皮膚にとって不要なもの(汚れ、ホコリ、汗など)を洗い流して落とします。
洗顔とメーク落しの機能を持った商品もあります。
タイプ フォーム クレイ ローション状
使用量の目安 クリーム・・・1g
液状・・・・・・1ml
6g 1.5ml
目安表示 クリーム・・・約1cm
液状・・・10円硬貨大
マスカット1個
(直径約2.5cm×2)
500円硬貨大
(2.5cm)
使用法 軽く顔全体をぬらした後、清潔な手のひらに取り、少量の水かぬるま湯を加えながら空気を巻き込むようにフワッと泡立て、顔を包み込むようにして洗います。
その後、水またはぬるま湯で十分に洗い流します。
洗顔後、水気をふきとった皮膚に使用します。
目のまわり、眉、髪の生え際、唇をさけて肌色がかくれるくらいの厚さに均一にのばします。
その後、水またはぬるま湯で十分に洗い流します。
洗顔後、コットンに含ませてふきとります。
洗顔のポイント
1. 洗顔料は泡立てが不十分だと原液が触れて刺激になるので、水と空気を含ませるようによく泡立て、泡で顔を包みこむように優しく洗うことが大切です。ほおなどは手のひら全体でらせんを描くように洗います。
2. 皮脂分泌が盛んで汚れやすいTゾーン(顔、小鼻、あご)は指の腹を使って丁寧に洗います。
3. 目のまわりなどデリケートな部分は優しく洗います。

すすぎのポイント
1. 生え際、目頭、小鼻、鼻の下、あごの下などは、すすぐときに洗顔料が残りやすい部分ですから、すすぎ残しのないよう十分に洗い流します。

ふきとりのポイント
1. ふきとる時は、柔らかいタオルなどで顔を軽くおさえるようにして水分を吸い取ります。

●バランスを整える
<化粧水>
皮膚に失われがちな水分(うるおいを蓄えるための保湿剤)をたっぷり補給します。水分を与えて柔軟にし、次に使用する化粧品のなじみをよくします。

<乳液>
皮膚に油分を中心に(水分・保湿剤を含む)補給し、表面をおおって水分蒸発を防ぎ、うるおいを保ちます。
油分を補うことで皮膚をしなやかにします。


<保湿クリーム>
皮膚にバランスよく、必要な水・油分を補うことで皮膚を柔軟にします。

タイプ 化粧品:ローション状 クレイ ローション状
使用量の目安 1.5ml 6g 1.5ml
目安表示 500円硬貨大
(直径約2.5cm)
マスカット1個
(直径約2.5cm×2)
500円硬貨大
(2.5cm)
使用法 手のひら又はコットンに取り、軽くのばすように皮膚になじませます。 てのひら又はコットンに取り、軽くのばすように皮膚になじませます。 中指又は薬指の指先に取り、皮膚になじませます。

<使用上の注意!>
*数回に分けて行うと良いでしょう。
*手で使用する場合は、やや少なめに取ります。(乳液の場合)
*皮膚の弱い方は、手での使用をおすすめします。

●環境から守る
皮膚は常に外界にさらされています。外界には紫外線や乾燥、大気汚染など、皮膚に悪影響を及ぼす要因がたくさんあります。朝のお手入れの最後にこれらを使って、外界の悪影響が皮膚に及ぶのを防ぎ、皮膚を守ります。

  日中用(美容液・クリーム) 日焼け止め(乳液・クリーム)
タイプ エマルジョン状・クリーム状 エマルジョン状・クリーム状
使用量の目安 エマルジョン・・・0.3ml
クリーム・・・0.3g
エマルジョン・・・0.3ml
クリーム・・・0.3g
目安表示 エマルジョン・・・1円硬貨大
クリーム・・・パール粒1個
エマルジョン・・・1円硬貨大
クリーム・・・パール粒1個
使用法 手のひらまたは中指か薬指の指先に取り、皮膚になじませます。
その後、紫外線から皮膚を守る効果のある下地やファンデーションをつけます。
手のひらまたは中指か薬指の指先に取り、皮膚になじませます。
その後、紫外線から皮膚を守る効果のある下地やファンデーションをつけます。

< 使用時の留意点>
つける時は、パール粒1個分(0.3g)を全体につけた後、日中用アイテム、日焼け止めアイテムのみの場合は再度もう1個分をとり、日焼けしやすい部分に中指と薬指で軽くたたきながら重ねづけします。

< ポイントアドバイス>
外出時は、なるべく日傘や黒っぽい服を着用し、露出する部分には日焼け止めをつけます。
日焼けしやすい額、鼻筋、頬骨などは丁寧に、また首筋・首の後ろ・耳の後ろ・肩・手足の甲などにも忘れずにつけましょう。
タオル・ハンカチなどでぬぐった場合は、塗りなおします。